中小企業診断士として”何を”売りにするのか重要です。
特に中小企業診断士として独立するなら、独立するまでに何を売りとするのかは考えておきたいところです。
「売り」というのは一言でいえば「専門性」のことで「第三者から何の専門家と認識されるか」という点です。
さて、この「売り」つまり「専門性」を決めないととなったとき、すぐにこれだ!と決められる方もいれば、私にはそんな専門的知識もないしどうすれば…となってしまう方もいると思います。
今回の記事は、特に専門的知識もないしどうすれば…という方にこそ読んでほしい内容です。
少し話は飛びますが、
「専門家とそうでない人の一番の違い」
は何だと思いますか。
色々と思いつくものはあると思いますが、私個人的には一番は情報量、つまり引き出しの数だと思っています。
この人に聞けばこの分野については何でも知ってる、この分野についてはとりあえずあの人に聞いておこう!みたいに周りに認識してもらえるようにならないといけません。
ですから、専門家になる第一歩は情報量・引き出しの数を増やすことです。
しかしながら、引き出しの数は意識して増やさないと増えません。
毎日この分野の情報は見てしまう、このサイトは必ずチェックしてしまう。
そんなついつい知りたい!と思う分野はないでしょうか。
こうした行動をとってしまう分野こそ、まさにあなたの強みになる分野です。
マーケティング、事業承継…など機能面もあるでしょうし、製造業、アパレル業界、歯科業界といった業界面もあるでしょう。
コンサルタントは知識差を価値に変えてお金をいただく職業です。
皆さんにも人に語れるくらい詳しい分野はないでしょうか。
そうした分野をご自身の専門性として確立すればいいわけです。
とはいえ、それでも自分にはそんな人に語れるような分野なんかないよ…という方もいるでしょう。
そんな方は、まずはゼロベースでいいのでどんな支援をしたいのかを決めましょう!
そして、この分野の専門家になりたいと思ったら、その分野の情報収集をかかさず意識的にやりましょう。
まずはその分野の本を何冊か読むのもいいでしょう。
ネットの情報もかかさずやるべきです。
専門雑誌なんかを定期購読するのもいいと思います。
メルマガなんかもいいですね!
セミナーとかに参加するのもありでしょう。
こうしたコツコツしたことから始めないと専門家にはなれません。
やっぱりインプットは大事なのです。
平阪 靖規
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