「実務補習はパソコンとの闘い…」~実務補習の思い出:めいふらわー様

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先輩診断士たちに実務補習の思い出を語ってもらう企画。
今回は「めいふらわー」様からいただきました。

実務補習参加申し込みまで

2次口述試験合格通知と実務補習要綱を見て、インターネット環境とパソコン操作能力が必要とわかり、慌ててパソコン購入とインターネット申込をしましたが、光回線工事は待てず、ADSL50Mで申し込みました。
パソコン操作は全く初心者で日経BP社「Windows8.1セミナーテキスト」とFOM出版「良くわかるWord2013&Excel2013&PowerPoint2013」で初歩的なパソコン操作と文章作成を練習しました。
実務補習では5日コース3回受講しました。具体的には、7月仙台・8月東京・9月仙台の申し込みをしました。

2014年7月仙台

企業概要

業種:建設測量
従業員数:11名
経営課題:事業承継

実務補習前準備

県立図書館で業種別審査辞典で該当すると思われるところ(間違っていました!)をコピーし読みこみました。
指導教官からメールに添えられた企業の資料や協会の診断様式書をダウンロードし、印刷して読んでおきました。(プリンタートラブルが起き、印刷できなくて本当に焦りました。)
対象企業のHPを印刷し読みこんでおきました。

実務補習中のトラブル・対応方法・苦労したこと・工夫したこと

仙台で集まった最初の日、指導教官から名刺を用意するように言われネットで入力申込したところ「名刺太郎」の名刺ができてきました。

社長面接でヒアリングをしたところ、業種別審査辞典で印刷した業種と違い建設測量業しかも不況期の版だったため、下調べが全く見当違いだったため、社長に全くヒットしない質問になってしまいました。
3日目に作成した文書の草案を持参したところ、指導教官から提出するビジネス文書として体をなしていない、教科書的文書をられる下だけで、しかも読みづらい!とお叱りをいただき、全面書き直しを命じられました。
幸い財務担当なので、内容的には協会の様式書に従い数字を入れていけば、主要な指標や財務処方は出来上がり、内容に間違いはなかったのですが、ホテルに帰ってから、教官のご指示どうりに書き換えようとした際、なぜかWord2013の調子がおかしく、区切りの良い所でページ替えをしようと思うとそれまだ書き上げた原稿が全部飛んでしまうことが5~6回繰り返し起きてしまい、ページ替えせず書き続けるしかありませんでした。
終わったのは朝7:30頃。
そのまま支度してホテルの朝食をとり、仙台市民会館へ向かいました。

実務補習を受けた感想

実務補習受講者は、地銀第1行、政府系金融機関、税理士事務所二お勤めの30代の方が他で、こんな優秀な人達と一緒ではたまらないな!と思いましたが、パソコン操作の仕方を教わったり、苦し紛れに作成した拙稿の全面改定をしていただき、ビジネス文書として整えていただくなど、一生頭が上がらないくらい感謝しています。
皆さん本当に一流のビジネスマンです。
優秀でよく働き、自己管理も万全でした。

実務補習をこれから受ける方々へのアドバイス

実務補習を受ける皆様方は一流のビジネスマンばかりですので、私のようなトラブルはあり得ないと思います。

2014年8月東京

企業概要

業種:リネンサプライ業
従業員数:20名
経営課題:人材育成・営業力強化・生産管理体制構築け

実務補習前準備

業種別審査辞典(新版になっていました!)でリネンサプライ業コピーと読みこみ。
対象企業HP印刷と読みこみ。
従業員数80人くらいと書かれていたのでTKCの公開資料で、業界平均の財務資料を印刷。
SWOTを作成してみる。

実務補習中のトラブル

指導教官の方針でSWOTに基づくクロスSWOTで戦略を立てる方法を取らないチームでしたが、情報戦略担当の私の原稿が、指導教官の意図された方向性と異なり、書き直しとなりました。
チームの皆様の原稿との方向性に矛盾がないように指導教官の意図された方向に原稿を書きなおしましたが、ビジネス文書として事業主様にご提出できる体裁までには整えられず、私の原稿は没稿となり、班長様の代稿で発表することになりました。
プレゼン当日、無事に発表が終わったものの、事業主様から、「100ページ近い原稿を説明されたけど、何から始めてどの順序で進めていけばわからないよ!」といわれてしまい、クロスSWOTで戦略を立てなかった弱点が露呈し、チームも指導教官も沈黙してしまいました。
代稿していただいた手前、「会社の内部環境をきれいにしてみられてはいかがでしょうか?」と私が申し上げたとたん、事業社様が「それをやろうとして、本部からつぶされてしまったんだ!」と、突然人が変わったように叫び始めて、一同大変驚きました。
どうやら、事業社様の地雷原をまともに踏んでしまったらしかったです。
指導教官が事業主様をなだめて、無事、終了いたしました。

実務補習を受けた感想

自分のビジネス文書作成能力があまりにも稚拙だったと痛感いたしました。
初めにクロスSWOTで戦略を考えないと、何から始めてどういう順番で進めていくかがわからないことも痛感し、私のように方向性が外れるものを出さないことができそうだと感じました。
思いもよらないところに相手のお方の地雷原があるもので、いかに地雷原を踏んではいけないかも痛感いたしました。

実務補習をこれから受ける方へのアドバイス

この時の班長様は、大手建設会社広島支社で社会保険労務士を取得され、中小企業診断士2次合格で、東京本社にご栄転になったそうです。
チーム構成は大手建設会社本社課長、地銀第一行支店長代理、司法試験合格政府審議官、JASRACの課長代理の皆様でした。
こんな一流のビジネスマンの皆様の中に放り込まれ本当に肩身が狭かったですが、代稿までしていただき、大変感謝いたしました。
私に取って一生頭が上がらない皆様方でした。
PrtScr+Ctrl+VでWebサイト頁を切って貼れることも教わりました。
FOM出版の本にはありませんでしたが、Windows8.1基本技ポケット版には載っていました。
私のパソコンではなぜかできませんでした?

2014年9月仙台

企業概要

業種:水産加工業
従業員数13名
経営課題:変革に取り組む社内基盤構築・新たな価値を生み出す新連携構築

実務補習前準備

業種別審査辞典で練り物加工業をコピーし読みこみ。
対象企業HPを印刷し読みこみ。などです。

実務補習中トラブルと対応方法・苦労した点と工夫した点

今回のチームの班長様が、ヒアリング整理、クロスSWOT戦略、提案内容整理をアップしてくださったので、私も無事、チームの方向性に乗ることができました。
私は財務担当で、日本公庫の財務指標を用意いたしましたが、指導教官からTKC財務指標のご提供を頂き、そちらを使うようにチームからご指示いただきました。

草稿に「損益分岐点算出はTKCに従います。」と、TKC方式を用いる旨の注意が気を載せたところ、宮城県診断士協会重鎮の指導教官から烈火のごとくお叱りをいただきました。

「TKCに従うとは何ですか!診断士は税理士より下だとでもいうのですか!」とものすごい剣幕でのお怒りのご様子でした。
指導教官最大の地雷原をまともに踏んでしまったようでした。
「参考資料にいちいちいちいちTKC,TKCと目障りですよ!」と、指導教官のお怒りは止まりません。
この点、修正をすることになりました。
さらに、この日はGRAYのコンサートが仙台であり、宿は山形でやっと捕れ、山形から高速バスで往復することになりました。
さらに4日目、室内Wifiと干渉したのか、パソコンのマウスが全く効かなくなりました。
班長様の指示に従い、パソコンの電源をいったん切り、昼休み後、何とか動きました。

実務補習の感想

今回、実務経験がないことを事前に指導教官に報告したためか、班長様始め皆様方がが大変丁寧に私を誘導してくださいました。
それでもビジネス文書がち拙で、ほぼ全面校正していただく有様でした。
チームの皆様方に大変感謝いたします。一生頭が上がらない方がたです。
東日本大震災で被災され、売上高が復旧途上の企業様を指導教官がご支援してこられたそうです。

実務補習前の方へのアドバイス

ヒアリング内容の確認、クロスSWOTで戦略を考え、提言内容の確認をチームとして明確に行うようにしていただくことをお勧めいたします。
クライアント事業主様であれ、指導教官様であれ、他人の地雷原を決して踏んではいけません。

皆様のお役に立つか否かわかりませんが、以上です。

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