大変ご無沙汰しております。
久々のコラム更新となりました。
コロナ禍の中で、弊社の仕事の仕方や内容も色々と変化がありまして、このサイトの更新が滞ってしまいました。
また、中小企業診断士のみなさま向けへの情報発信やサービス提供も再開していきたいと思います。
実務従事サービスも完全に新規案件が停止しておりましたが、こちらも再開していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
今日は、本日の日刊工業新聞の1面から。
【企業庁、中小診断士制度を見直し 1次試験合格者に新名称】
経済産業省・中小企業庁は、中小企業診断士制度の見直しに乗り出す。
(引用:日刊工業新聞 2021/03/30 1面より)
今回の見直しは、20年10月の経済財政諮問会議で中小企業診断士の有効活用について提言があり、それを受けての内容となるようです。
今回のポイントは2つあって以下の通り。
- 1次試験合格者に新名称が与えられる
- 合格後の理論研修で専門知識の習得に関する研修を終えた受講者に専門性を示す名称が与えられる
1については、「中小企業診断士補」みたいな名前になるのでしょうか。
科目合格者に対しても新しい名称を与えるとあるので、これに「財務会計専門」とかがさらに付くのかも。
だからどうだ、、、っていう話はありますが、受験生の裾野を広げる役割はありそうですね。
また、合格後の診断士に専門性を示す名称を与える案も、どのような研修をやるのかにもよりますが、対外的なPRにはなるのではないでしょうか。
今回の制度見直しが中小企業診断士そのものの何かを変えるまではありませんが、こうして新聞の1面を飾るなどして中小企業診断士の名前が世に出るのはいいことなのではないでしょうか。
新聞の中にも記載されていましたが「診断士に求められる専門性は高まっている」とのこと。
ぜひ専門性の高い診断士目指して精進していきましょう!
それでは。
平阪 靖規
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